生で食べれる茄子とは?

泉州の水茄子

生で食べれる茄子とは?そうです。大阪泉州の水なすです。
関西ではこの時期に出回りますが、他の地域ではご存知ない方もおられるのではないでしょうか?
茄子は本来アクが強いので生では食べられませんが、
水茄子はアクが少なく水分を多量に含んでいて、ほのかに甘みがある、全国では珍しい生食可能な茄子です。

主に大阪の泉州地域(堺市、岸和田市、泉大津市、貝塚市、泉佐野市、和泉市、高石市、泉南市、阪南市、忠岡町、熊取町、田尻町、岬町の13市町(9市4町))で栽培されています。

これだけ水分を含む水茄子(ぎゅっと握るだけでぼたぼたと水が滴るほどです)の栽培には、この泉州の風土が非常に関係していて他の地域では、泉州で作られた以上の水茄子は作れないようです。
また皮が非常に薄く少し擦れただけでめくれてしまいランクが落ちるので、すごく繊細に扱われています。



代表的な食べ方は糠の浅漬けですが、地元ではクサフグと一緒に煮て食べるそうです(食べたことないですが・・・。)
糠漬けは、表面だけ漬かれば、中は生のまま、包丁を使わず手で裂いていただきます。
包丁と使わないのは包丁の鉄臭さが付かないようにです。
よくサラダ風にも使いますね。
簡単なものでいえば、生のまま裂いて塩昆布と和えたりします。
もろきゅうのように、もろみ味噌つければお酒が欲しくなります。
あ、生でも食べれると言う事で決して火を通してはいけないという事ではないですよ。(汗)

裂いてからアルミホイルにバターと一緒に包んでホイル蒸しにしてイカの塩辛を乗せて食べると「まいう〜!」です(古!!)
明太子も良いですねぇ〜

変わっていますけど正当な日本料理的な食べ方は、一旦ラップに包んで冷凍します。それを解凍し柔らかくなったら手で裂いて軽く絞ります。鰹の白だしを一緒に空気を抜き密閉袋に入れること10分。取り出して汁ごと器に盛り千切り生姜(辛子でも良い)を
乗せて鰹節を乗せると出来上がり!あ、茄子と一緒にミョウガも凍らせて漬けると良いですねぇ〜


すいません、ついついお酒のアテになってしまいます・・・。
洋風でしたら、生のまま裂いた後に生ハムで巻いてオリーブオイルと黒胡椒を振ると、これは白ワイン!!!
一度お試しを。

水茄子はこちらからお取り寄せできます。
北野農園さん






















































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