紫蘇の実醤油漬け


この季節を待っていました!
今日の料理人の家めしは「紫蘇の実醤油漬け」です
口の中に入れると紫蘇の香りが広がり、噛むとプチプチ感。この時期にしか採れないので、醤油漬けや塩漬けにして保存しておきます。ご飯にのせても美味しいですし、おにぎりに入れたり魚と一緒に煮たり、冷奴にのせたり、お造りにも。
色々使えます。

職場の屋上のプランターで野菜を栽培しているんです。そこで大葉も栽培しており、この時期になると紫蘇の実がなります。大葉が最盛期を過ぎると穂紫蘇がなり花が咲きます。

それが終わるといよいよ紫蘇の実がなります。紫蘇の実は頭の方から指でしごくと簡単に茎から採れます。なかなかの手間ですが、あの美味しさを想像すると手間がかかってもやめられません。
1年の間でいくつかその時期になるのが楽しみなものがあります。
10月は子持ちししゃも、2月にはフグの白子、3月はいかなごのくぎ煮、4月の筍、5月は青梅、子持ちいかなご、7月は水茄子、まだまだありますが、その中の一つがこの紫蘇の実です。季節ものはどれもうっかりしていたらいつの間にか、すぐに時期が過ぎてしまいます。ちなみに「旬」とは2週間くらいと言われています。

さて、そろそろ調理していきますか。
まずは採れた紫蘇の実を洗います。お湯を沸かしておき、塩をひと摑み入れ紫蘇の実を色出しします。お湯が冷めないように数回に分けて入れてください。
見た目で色が鮮やかになるのがわかるので、お湯から取り出し氷水に入れてください。氷水から取り出すと水気をよく切ります。まずは「醤油漬け」から参ります。

〈材料〉
紫蘇の実       500g
醤油         200cc
お酢         70cc
みりん        25cc
砂糖         大2
酒          25cc
花かつお       25g

調味料を合わせて沸騰してきたら火を止めかつおを入れます。
漉して下処理した紫蘇の実を漬け、2、3日おけば出来上がりです。
下処理までは手間がかかりますが、その後は実に簡単です!

塩漬けはもっと簡単です。
紫蘇の実の総量の2%の塩を(お好みで1.5%)紫蘇の実に入れ、よく混ぜてください。一晩おけば出来上がりです。

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