今日の料理人の家めしは「鯛の辛味和え」です。
きょうの料理は少し中華風です。
鯛のことは以前にも書いているのでそんなに特筆することはないのですが、「鯛のタイ」ってご存知ですか?
鯛の胸ビレの所にある骨なんですけれど、魚の形をしています。
昔から鯛自体も白と赤のコントラストと頭の立派さなどで「縁起物」として扱われています。七福神の恵比寿さんが担いでいるのも鯛ですよね。
その鯛の中から鯛の形をした骨が出てきたと、またまた縁起物になったんですよね。よく乾燥させて財布に入れておけば金運が上がるといいます(保証はしません・・。)
他の魚にも「魚の魚」はありますので知らなかった方は一度探してみてはいかがでしょう。
鯛を1匹買ってきました。
鱗を取ってお腹もものを取り出し綺麗に水で洗った後、頭を落とし三枚におろしました。
鯛をおろす時に気をつけなければならないのは鯛の背びれです。背びれの一番前のトゲといいましょうか、刺さるとすご〜〜〜〜く痛いです!ズキズキ脈を打って腫れてきます。
毒は無いようですが雑菌が入るようです。刺さった場合、雑菌を出してしまうために痛いのを我慢して血を絞り出すのですが、・・・めちゃ痛いですのであまりオススメしません(苦笑)気になる方は病院へ。
調味料
鯛の切り身2切れぐらいでしたら
ぽん酢「職人の技」
(濃口醤油でも可) 大さじ1杯
ごま油 大さじ2杯
豆板醤 適量
中華山椒 少々
にんにく ひとかけ
白ネギ 1/2本
シャンツァイ 1本
作り方
・鯛の切り身に薄ーく塩をします。
・小麦粉も薄くまぶします。
・フライパンにごま油を引きにんにくで香りをつけ鯛を焼きます。
・焼けたら鯛を取り出しボウルにごま油、ぽん酢、中華山椒、豆板醤を入れ
混ぜた中に鯛を入れます。
・鯛を取り出したフライパンで白ネギの千切りに火を通します。
・皿に鯛、白ネギ、シャンツァイを盛り付けば出来上がりです。
ぽん酢とごま油がよく合い、爽やかな酸味、豆板醤の辛さが食欲をそそり、
かつお、ごま油、シャンツァイの香りがアクセントとなり美味さ倍増です。