そもそもおせち料理って?

もうすぐお正月ですね!毎年言ってますが1年早いですね!
よく言われるのが歳を取るごとに1年が早くなるように感じるのは
分母が増えるからだそうです。
20歳のときは1/20年、60歳になると1/60年というふうに同じ1年でも
大きさが変わるということです。
なるほど!と思ったんですが、これって本当に合っているのかわかりません(苦笑)

おせちは子供の頃は嫌いでした。美味しいと思って食べるのは数の子と蒲鉾と栗きんとんだけ。
毎年正月が近づくと「あ〜またおせちを食べなあかん・・」
と憂鬱になりました。
大人になって気づきましま。おせちってお酒の酒肴なんだって事に。
ということで好きになりました。(笑)

料理屋に勤めているときは、おせち料理を毎年100個くらい作っていました。
100×4人分=400人分作るわけで10人の板前が3日徹夜で、店の床に寝て仮眠とったりしていましたね。
ほぼ1日21〜2時間勤務が3日間。
今なら過重労働って言われますね。
でも、なぜか楽しかったです。
これを作らないとお正月が来ないような気がして、自分で店をしていた時も作っていました。
その反動かお店を辞めてからは一切作ってません。。

おせちは元々中国から来た文化で朝廷の行事だったようです。
それを庶民も行うようになり、今のお重の形になったのは意外に戦後だそうです。
戦後、デパートが今の形で売り出したのが定着したようです。
おせちは元来、神様に祭り神様と一緒に食するもので、神聖な正月には火を使わない為に作り置きをしたようだったようですが、
正月に訪れるお客様への振る舞うためにとか、三が日はお店が開いていない
からとかでしたが、今では「正月に何も作りたくない」とか。
お店も正月から開いているところも多いのでおせちが必要ないというところもありますね。

おせち料理自体はバブルの時は1つ10万円とかありましたが、今は2万円くらいが主流となっています。
少子化も影響があるんですかね。

内容は縁起物
黒豆「マメに働く、まめに暮らす」
昆布巻き「喜ぶ」
ニシン、数の子「子宝み恵まれる」
紅白蒲鉾「日の出を象徴」
錦玉子「金と銀」
栗きんとん「勝ち栗」
ごまめ「小さくても尾頭つき」「子宝」
海老「長寿(腰が曲がるまで)」
するめ「寿留女(縁起物)」
叩きごぼう「細く長く幸せに」
もち「神様に捧げるもの」
とまあ、こんな感じです。

今は、和洋中何でもありますね。

僕ら世代にはあった
餅つき、おせち、凧揚げ、こま回し、カルタ取り、羽根つき
段々とお正月らしさがなくなりますね。

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