産経ウェブ主催でぽんず 職人の技の見学会がありました。
知的障がい者施設の一室で皆さんに、私の経歴、なぜぽんず を作るようになったか、障害者との関わり、目的などをお話しさせて頂き、その後場所を移して
ぽんず の製作現場を見学して頂きました。
2日に分けて総勢30名ほど募集いただきました。
見学の皆さんに見て頂きたかった事は
ぽんず 自身の事もそうですが
「知的に劣っていても、技能は必ず上達する」
というところを見て頂きたいという気持ちがありました。
私の説明会や現場での見学も皆さん熱心にご覧くださいました。
障がい者の皆さんも、こんな事はなかなかない事なので、最初は緊張されていましたが作業が進むにつれ、
見学の皆さんからもお声を掛けて頂いているうちに
緊張も解け、にこやかに作業を行なっていました。
作業を行なっている現場を見て、見学者の皆さんは、どの人が障害を持っていて、どの人が職員なのか
見分けがつかないほどです。
障がい者の方々に普段はなかなか接する機会のない皆さんに
実際に接していただく事と知的障がい者でもこんな上質なものも作ることができる事を知っていただく事も今回の目的の一つでした。
その後、場所を居酒屋に移し、昼食をとって頂きました。
他の市販品のぽんず との味比べも行い、ぽんず を使った料理も含めて
ご堪能いただきました。
お帰り時に皆さん、最低1本ずつお買い上げいただいた事は、言うまでもありません。